発泡スチロールの豆知識
私たちの身近に意外とよく使われている発泡スチロール。
発泡ポリスチレン、発砲スチレン、ポリスチレンフォーム、スチレンフォーム、スタイロフォームなど多くの名前を持っています。
発泡スチロールは無数の細かな空気の部屋の集合体です。そのため熱を通しにくく、温かいもの・冷たいものの温度を保持したままにすることが出来ます。
保湿・保冷に優れているため、魚肉類や野菜等の生鮮食品などの保管がある程度の時間なら可能です。
また、断熱性が高いので、家庭の天床側壁に使用すれば、夏は強い日差しを遮断してくれるので涼しく、冬は熱を外に逃がさないので暖かい、そんな快適な生活をおくれることが出来ます。
発泡スチロールは衝撃にも強く、家電製品やOA機器など、輸送中に壊れやすいものを守ります。
家電量販店で購入した家電が段ボールの中で発泡スチロールに守られているのも商品を守っているからです。
発泡スチロールは燃えるゴミで出すことが出来ます。
その理由は、発泡スチロールの成分が炭素と水素だからです。
燃えると炭酸ガスと水になり、塩素を含まない物質なのでダイオキシンなどの有害な物質は発生しません。
機能性に優れ、処理も簡単にできる。実は発泡スチロールは生活に役立つ万能な製品なのです。